漢語角活動レポート

2008.11.9 第65回

 今回の参加者は、名簿記入51名(内、初回参加24名)。しかし、ゲストの他にも余りに多くの方々が参加され、出入りも多く全員に記入依頼出来かねる状況で、実際は70名以上でした。

 「段躍中先生に{小島康誉 国際貢献賞}が授与されました。」小島康誉先生は、長年中国の新疆ウイグル自治区において文化財保護研究をされると共に、日中交流の促進や人材育成にも貢献をされてこられました。現在も新疆ウイグル自治区政府の文化顧問で、ウルムチ市の名誉市民であり、仏教大学のニヤ遺跡学術研究機構代表でもあられます。

 小島康誉 国際貢献賞は、小島先生が個人で、「外国において長年に渡り卓越した活動を実践された方の労苦を称えると共に、国際貢献の重要性を訴えること」を目的として設立された賞です。今回は、小島先生ご自身より段躍中先生に、記念の盾と美術品(ニヤ遺跡出土の織物をモチーフにしたもの)及び、賞金100万円が授与されました。

 星期日漢語角の主催者であり、日中翻訳学院の創設者で、日本僑報社編集長・日中交流研究所所長である段先生は、先生ご自身が主催し育てて来られた西池袋公園の漢語角において、本賞を受賞されたのを大変喜んでおられました。段先生のコメントは、「日中平和友好条約締結30周年、及び中国改革開放30周年の節目のこの年に、この様な素晴らしい賞を受賞できたことを大変光栄に思います。今後とも、日中両国の人達の友好と相互理解の促進に貢献してゆきたい。」「小島先生に習って、私もあと30年は元気に頑張りますよ。」(※段先生は50歳)

 授賞式に御出席頂いた、中国駐日大使館参事の孫美嬌女史も、段先生の日中民間交流を高く評価し、「表立って華やかではないこの様な民間交流は、心と心の素晴らしい交流の形態です。」と賛辞を述べられました。

 今回は、多くのゲストの方々が参加され、それぞれの発表を行うと共に、段先生への賛辞を頂きました。(発表内容等は、漢語角ブログ等をご参照下さい。)

TBS北京特派員・藤原大介氏、元新華社東京特派員・張可喜氏、元共同通信社ホノルル支局長・古野浩昭氏、共同通信社写真部記者・江天氏、日中経済通信上海支局長・大越恭治氏、東京大学留学生・関少波氏、千葉商科大学留学生・喬紅月氏、日本テレビ中国総局元インターン生 王里佳氏、日中科学技術文化センター理事長・凌星光氏、中国留学生交流支援協会理事長・五十嵐貞一氏、三洋電機専務・関野弘幹氏、池袋中華街促進委員会代表・胡逸飛氏。その他多くの方々が出席されました。
(紙面の関係上、ご紹介しきれない事をお詫び申し上げます。)
散会後、有志が集い「小尾羊」にて祝賀会を行いました。

11月15日(土)には、段先生に「日中学院倉石賞」が授与されます。

ゲスト紹介
 当日は様々なゲストの方々にご挨拶頂きました。今後ともよろしくお願い致します。(順不同)
中国駐日大使館参事 孫美嬌殿
仏教大学名誉教授 小島康誉殿
『紹興日記』著者 古野浩昭殿
『中国新思考』著者 藤原大介殿
早稲田大学教授 木下俊彦殿
元新華社東京特派員 張可喜殿

活動のご案内
 戻る
(C)People's Daily
運営:(株)アイキューブ