漢語角活動レポート

2008.10.19 第62回

 大家好!木の葉がだんだんと色づき始めたこの頃ですが、みなさんお元気でしょうか。第62回漢語角の活動を報告します。

今回一番大きく話題となったのが『池袋と中国』についてです。池袋に中華街を作る、という計画がある事についてなど、盛んに意見が交わされました。

<池袋にチャイナタウン>
*反対意見*
・『チャイナタウン』に対するイメージがあまり良くない為街に反対されている。
・現在の中国人オーナーがもっと経済力を付けてこないと無理。横浜や神戸の様な1カ所にまとまった場所を確保するにはお金がかる。
・そもそも昔とは違うのだから今チャイナタウンを作る必要があるのか。

*賛成意見*
・ 副都心線開通によって、池袋へ降りずに通過してしまう人が増えた為、人を呼べるスポットがあったら良いのでは。
・サンシャインが池袋のランドマークであったが、それもいつまで持つかは分からない。新しいランドマークが必要。
・近頃のチャイナタウンは、昔のイメージと違い観光スポットのイメージが強いので、良いのではないか。

*その他*
・ 現在のチャイナタウンというのが、そもそも“食”ばかりをメインにしている。そうではなくて、中国文化の発信地という意味でのチャイナタウンであるべき。中国の文化は食ばかりではない、書道、茶道、その他にも中国の文化について知りたければ、ここに来れば何でも揃う、という場所があれば面白い。

段さんからは今後漢語角でも池袋にある中国と関わりのある事を調べてみたいとお話がありました。池袋にある中華料理屋さんを調べ食べ歩きTOP 10を決めたり、中国文化に縁のある場所が点在している池袋の文化ポイントマップを作って散歩コースにしたりと、色々な案がありました。他にも何か案がある方はどんどん意見を言って頂きたいとの事でした。今回のチャイナタウンの話題はとても興味深く、特に文化の発信地という考えには共感しました。中国文化についてよく知っており興味がある人というのは、まだ余り多くないと感じていました。一部の人達だけでなく、気軽に中国文化に触れられる場所が出来たら面白いかもしれません。また、今回初参加の鐘さんは骨董店を経営しており、主に陶磁器を取り扱っているという興味深いご職業の方で、同じく陳さんはアメリカ居住経験がある方という事で、今後の漢語角でそれらのお話をして頂く事になりました。中々普段聞く事が出来ないお話だと思います。楽しみにしています。

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