漢語角活動レポート
2008.10.12 第61回
散歩をしているとどこからともなく金木犀のよい香りが漂ってきました。もうすっかり秋ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか？第６１回の報告書はわたくし山崎がお届いたします。
はじめに皆様に大変うれしいお知らせがあります。段先生がこのたび、日中学院倉石賞を受賞されました。この賞は中国語教育や日本と中国の友好交流に尽くされた個人、団体に贈られる賞で、過去の受賞者はすべて日本人でしたが、今回段先生は中国人で初めてこの賞を受賞されるという快挙を成し遂げられました。長年にわたり日中友好のためにご尽力くださった先生の活動がこのような形で認められ、大変僭越ですが、私ども漢語角の一同も心よりお喜び申し上げます。
今回は段先生より最近先生が開講された日中翻訳学院についてお話がありました。何とも信じられないことに第１回目はすべての講座が無料です。
無料受講
・中国語読解力「三潴塾」
・中国語手紙の書き方「千葉塾」
・中国語作文「段塾」
上記のほかに段先生直々にご指導くださる作文の書き方講座も開講予定です。手紙の書き方講座を担当してくださる千葉先生も今回ご参加してくださり、講座について、お話いただきました。千葉先生の“段先生はどうしてこの日中翻訳学院を立ち上げようとおもわれたのですか？” という問に対し、先生は、“これからの日中友好を担う若手をそだてたいという思いと、また、出版社にとっても優秀な翻訳者というのは一つの財産である。その財産を育てていく手助けができたらと思い日中翻訳学院を立ち上げることにしました。”とお答えくださいました。人材を育てる助けがしたいという純粋な思いが倉石賞受賞につながったのかも知れませんね。興味のある方はぜひこの貴重なチャンスをお見逃しなく。
また今回はアルク出版社編集者の林屋さん、中倫外国法事務所にお勤めの若き弁護士丁さん、市ヶ谷の中華料理店上海亭勤務の候立暁さんご夫妻の４名の初参加の方々をお迎えすることができました。今回もまた大変有意義な会となりました。次回また漢語角で皆様とお会いできることを楽しみにしております。
下次見。
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