漢語角活動レポート

2008.9.21 第58回

 秋冷の心地よい季節、皆様いかがおすごしでしょうか。第58回漢語角の報告書は私山崎がお届けいたします。今回は雨天のため段先生宅の会議室で行われました。

 まず始めに中村さんより現在上海に留学中の高倉さんからとどいた近況を報告していただきました。上海同済大学留学中の高倉さんは到着そうそうからインターネットの接続を巡り、ごたごた続きだった様です。何でも高倉さんが現在住んでいる寮の前の住人(ドイツ人)が料金未払いのまま退寮したため、手続き上不都合が生じ、接続に通常1日ほどのところがなんと2週間以上もかかってしまったそうです。しかし転んでもただでは起きない高倉さんはそんな事には負けず、日本語学科の中国人学生からPCをかり、中村さんにメールを送って下さいました。

 高倉さんは毎週日曜日、魯迅公園で行われている日本語角と英語角に参加されるなど精力的に活動されているそうです。さすが高倉さんですね。この日本語角、英語角は合同で開催されていて、毎回なんと80人以上の人々が集まりおしゃべりを楽しんでいるのだそうです。私達の漢語角もいつかそんな日が来る事を願ってやみません。

 以上の報告を中村さんにして頂きました。中村さんは高倉さんの日本語のメールをご自身で訳され中国語で発表して下さいました。  「工夫不負有心人」といいますが、中村さんのようにこつこつと一歩一歩、地道な努力を続ける事の大切さを改めて実感いたしました。

 さてこの他にも段先生から、中国茶文化講座、中文和訳の「武吉塾」のお知らせがありました。 北京留学中に少しだけ茶芸講座に通った事がありますが、中国のお茶文化というのはお酒文化と同様に、大変おくが深く興味がつきません。今回は人民中国東京支局長であると同時に中国茶文化研究者でもいらっしゃる干先生を講師にお迎えするという事なので興味のある方は是非この貴重な機会をお見逃し無く。また吉武次朗先生の著書、「日中中日 翻訳必携」は、長年第一線で活躍された先生の極意がぎゅっと詰まった一冊です。興味のある方はこちらも是非お読みください。

 今回の漢語角は高倉さんの留学報告を中心にすすめられましたが、今後の活動計画についても話し合いがおこなわれました。10月5日(日)第60回 星期日漢語角にはなんとあの”サッチー”こと野村監督婦人の野村沙知代 さんをお迎えして、日中関係を始めとする話題について、お話頂く予定です。

 この他にも各社から発売されている中国語の電子辞書の徹底比較、日本乗り入れ航空会社比較、お勧め留学地なども今後順次企画して行きたいと考えております。皆様のご意見ご感想などございましたらどんどん私ども漢語角までお寄せ頂ければ幸いに存じます。

 それでは皆さん、天気が安定いたしませんがどうかご自愛ください。ではまた次回お会いしましょう。下次見。

活動のご案内
 戻る
(C)People's Daily
運営:(株)アイキューブ